乳房の構造とバストアップの仕組み

乳房を押さえる女性

乳房(にゅうぼう)は、生理が始まる第二次性徴(10歳頃)から分泌される女性ホルモンの影響で徐々に大きくなり始め、思春期~成人で大きさのピークを迎えます。

でも、胸が大きな女性や小さい女性、張りのある胸や垂れた胸など、人それぞれバストの大きさや形が違いますよね。

乳房の大きさは遺伝するように思われがちですが・・・実はバストサイズに影響する遺伝的要素は30%程度といわれているのです。

バストの大きさに最も大きく関係する要素は、女性ホルモンの分泌量なのですね。

このページでは、乳房がどのような構造になっていて、女性ホルモンによってどのようにバストが大きくなるのかを説明します。

乳房の構造

乳房は、90%との「脂肪」と10%の「乳腺」、そして「クーパー靱帯」によって構成されています。

乳房の構造

乳腺

乳腺乳腺(にゅうせん)は、乳腺葉と乳管などをまとめた組織のことで、15~25本の乳管で乳頭(乳首)とつながっています。

そして、それぞれの乳腺葉の先には母乳を分泌する役割を担う「小葉(腺房)」と呼ばれる組織があって、そこでつくられた母乳が乳管を通って乳頭から体の外に出るのですね。

乳腺葉の数は人によって個人差があり、約15~25個とされています。

クーパー靱帯

クーパー靱帯クーパー靱帯はコラーゲンを主成分とする硬い組織で、乳腺間やバストの表皮や大胸筋に向かって網状に伸びています。

このクーパー靱帯が各組織を支えることによって胸の形を保つことができているのですね。

このクーパー靱帯は伸縮性がなくて決まった長さで組織間を結んでいるので、切れてしまうと胸がワキのほうに流れて胸が離れたり下にだるんと垂れてしまいます。

ブラジャーを付けずに過ごしたり、運動で胸が大きく揺れると切れてしまうことがあるので、普段から切れたり伸びたりしないように心がけることがバストの形を保つポイントになります。

一度切れたり伸びてしまうと元に戻らないので注意しましょう。

ちなみに、胸が大きいほど切れやすいとされていますが、貧乳でも切れることがあるので油断は禁物です。

バストアップとバストダウン

バストアップの仕組み

バストアップの方法は、

  • 大胸筋を鍛える
  • 乳腺を発達させる
  • 脂肪を付ける

の3つです。

ひとつひとつ解説しますね。

大胸筋を鍛える

大胸筋大胸筋は胸の下にある大きな筋肉です。

乳房は大胸筋の外側にあるので、大胸筋を鍛えて大きくすることによってバストが上がります。

ただし、大胸筋を鍛えてもバストそのものが大きくなるわけではありません。

  • バストの形を保つ
  • 胸の位置をアップして大きく見せる

ためのバストアップ方法なのですね。

大胸筋とバストアップ

乳腺を発達させる

乳腺胸を構成する組織の一つである「乳腺」が発達すると、バストが大きくなります。

妊娠すると胸が大きくなるのは、赤ちゃんに母乳を与えるための準備期間に入り、乳腺が成長を始めるからです。

乳腺が大きくなると、周りを取り囲む脂肪が外に膨らむので乳房が大きくなるのですね。

乳腺は女性ホルモン「エストロゲン」によって増えて、もう一つの女性ホルモン「プロゲステロン」によって発達するとされています。

思春期~成人期にかけて胸が大きくなるのは、この2つの女性ホルモンがたくさん分泌される時期だからなのですね。

脂肪をつける

脂肪男性の太った人は、胸が女性のように膨らんでいますよね。

乳房の90%は脂肪なので、体全体に脂肪がつくと胸にの脂肪も増えて大きくなるのです。

簡単に言うと、太れば胸が大きくなって痩せれば胸が小さくなるということですね。

とはいえ、ほとんどの女性はスタイルや体重を維持しながらバストだけを大きくしたいと考えますので参考程度に覚えておきましょう。

バストアップ方法を実践してバストが大きくなって喜んでいたら体重も増えていた・・なんてことにならないように気を付けましょう。

太った女性と痩せた女性

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